待ちに待った山下達郎のベストアルバム OPUS All Time Best 1975-2012 が26日に発売され、ヘビーローテーションで聴いている。通常盤は3枚組、レア曲で構成された初回限定盤は4枚組で同じ価格というお得感も、われら蒼氓には有難い。吹奏楽部パーカッション出身、高校入学祝いに買ってもらったドラムから入り、ギター、キーボード、作詞作曲、編曲、ミキシング、歌、バックコーラス、一人アカペラ、妻の楽曲プロデュース、DJ、落語、風呂掃除、こだわりのカレー作り、子守のおじちゃま、洋楽解説となんでもこなす宅録派レコードコレクター。所有するレコードやCDはただいま6万枚。「レコード倉庫と結婚したみたい( ̄▽ ̄) 」(竹内まりや)


初めて達郎の声を聴いたのは70年代の中学時代。後追いで解散後のビートルズを聴き始めた頃だ。吉田美奈子、大貫妙子らと結成したSUGAR BABEが時代を先取りしすぎて売れず、糊口をしのぐため、大瀧詠一 らとCMソングを書いては歌い、歌っては書き、「なんでここまで凝るかなぁ」と音に対してストイックすぎる自分に呆れながらも趣味に合わない昭和歌謡をアレンジしたり、レコーディングに臨む日々。三ツ矢サイダーやコカコーラのメロディは聞き覚えがあるが、イチジク浣腸のCMソングまで手がけていたとは。あのメロディかな、とエアー検索したりなんかして(^^;)ユーミンのデビュー二作目で私にとっては胸キュンアルバム「MISSLIM」(74)から、これまた大好きな曲がぎっしり詰まった「OLIVE」(79)まで、ほとんどのアルバムにコーラスで参加している。


79年に出演したmaxellカセットテープのCMソング「Ride On Time」が大ヒット。四半世紀後、キムタクドラマ「Good Luck」のテーマソングにもなった。maxellのキャッチコピーは「いい音しか残れない。」流行りの音を避け、バブルにも踊らず、地道に自分のスタンスを守り、言葉やメロディ、リズム、ハーモニー、音質にとことん拘る音の職人(アルチザン)。暇さえあれば中古レコード店を巡り、ストレス解消はレコード棚の整理、日曜午後のご長寿DJ番組 SUNDAY SONG BOOK では、レコード棚から持ち出した音源をリミックス。リスナーからのリクエストに応え、お気に入りやお薦めソング、新譜をかける。時に「なんぢゃ、そりゃ?」曲特集や、まりやさんとの かけ合い漫才 夫婦放談、大瀧詠一師匠とのマニアックな音楽談義などスペシャル番組もあって楽しい。我が家では入りにくいFM放送は車内でしか聴いてなかったが、最近はPCやスマホから気軽に聴けるようになったのがありがたい。


昨年、達郎の母の故郷 東北地方を襲った大震災後は、被災者に寄り添い、励まし、祈る姿勢がじわじわ伝わってくる。避難所の体育館の携帯ラジオでも聴けるよう、音圧を調整し、CMカットで鎮魂歌を流し続けた週は胸が震えた。限りない命のすき間を想い出は流れてゆく。いい音は時を越え、想い出の中に残る。



インタビューは こちら と こちら








              



パイロット姿の竹中直人さん、堤真一さんが渋い♪木村くんの父親で舟宿の主人役に いかりや長介さん。いい味出してたなぁ(T_T)




            


「高気圧ガール」は83年の全日空沖縄キャンペーンCMソング。松本千秋がドジでのろまな亀だった頃の曲だ。懐かしくて涙がちょちょぎれそうだ。中秋の名月の今宵はあいにくの低気圧。台風17号が猛威を振るい、各地で水害や停電、避難勧告が出ている。空の便は軒並み欠航、陸のダイヤも乱れている模様。風の音が強まってきた。皆さんどうかご無事で。。。暑かった9月もまもなく終わる。



            



時の流れに色あせない達郎ソング。一音入魂、珠玉の作品群の中でもマイベストはやっぱり 蒼氓


たそがれが降りてくる

歌声が聞こえてくる



           






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2012.09.30 / Top↑
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